EDGECAM 2016 R2 - 2016年11月リリース


一般的な機能拡張

  • 64ビットアプリケーションへ完全移行した為、2GBのメモリの制限がなくなり、より大きなソリッドモデルや工具パスの保持が可能に
  • グラフィックデータの保持オプションが、初期設定に追加(PPFを開く時のソリッドモデルの読み込み速度が大幅に改善)
  • ユーザーポストマクロの言語翻訳(ポストが最初に使用される時に表示されるダイアログのメカニズムが変更され、サブメニューやオプションを含むマクロの翻訳が可能に)

ミリング加工の機能拡張

  • 輪郭加工では工具径補正が使用された場合、コーナー処理は鋭角とR挿入に限られていたが、より多くのコーナー処理方法を追加
  • 走査線、同心円スキャロップ、切残し仕上げ、ペンシル加工サイクルのコントロールタブに「フェイスのシルエットでトリム」を追加(選択されたフェイスのシルエットから加工境界を自動的に生成して、工具パスをトリム)
  • ミリング/旋盤の加工サイクルの一般タブに「コメント」の入力欄を追加(コードウィザードのコメントのコードコンストラクタを介してNCデータに出力することが可能)
  • インデックスの一般タブに「作業平面名の定義」を追加(インデックス移動する先の作業平面に新しい名前を割り当て、インデックス先の作業平面のコピーを作成)

旋盤(複合機)加工の機能拡張

  • 旋盤工具を回転させて旋盤加工を行うミリング加工機のサポート(複合加工機)
  • 傾斜ヘッドの複合加工機のサポート
  • 旋盤溝入れ荒取り加工で、上部のRや面取り部分の幅が加工ピッチの増加量より小さい部分は無視するように変更
  • 旋盤溝入れ荒取り加工で、最初の切削の後に切残し部分を除去する為の中間パスを生成できるように機能拡張
  • 溝入れ荒取り加工で、工具先端のコーナーRを考慮した補正されたツールパスを作成できる機能を追加
  • ねじ切り加工では、テーパーねじで起こりうる問題を防ぐ為、異なるアプローチのメカニズムを搭載

アドバンスド同時5軸の機能拡張

  • 曲面ベースの干渉チェックの演算:工具平面上で工具を逃がす事が可能に(加工曲面には依存せず、工具は指定の一方向に引き上げられずに、工具が移動する為、工具の方向や高さを維持しながら、干渉を回避することが可能)
  • 曲面ベースの演算:加工曲面のU/V方向に合わせられる工具パスを作成可能なフローライン加工を導入
  • 曲面ベースの演算:ツールパスのミラーが可能に
  • スワーフ加工:最後のツールパスの点から計測された指定値で、機械ヘッドの回転角度を制限する為、回転角度が大きすぎる場合は、2つのツールパスの転換距離に、回転角度と最大角度ステップにより演算された追加点を補充
  • ポート加工のエッジ部の巻き込み:ポート部へのアプローチと入り際に、ツールパスをスムーズで徐々に変化するように延長
  • ポート加工の自動スパイン:従来のバージョンでは、スパインのいずれの部分も加工曲面に近すぎる場合、ツールパスは作成されなかったが、スパインが近すぎるようになる点まで作成されるように変更(ツールパスはこの点まで干渉チェックされる)
  • 複数ブレード加工にフィレット加工を追加(システムは自動的にハブとブレードの間のフィレット部を検出し、ツールパスを作成)

ワイヤ加工の機能拡張

  • 機械設定が、PEPSのワイヤエンジンと一致するように調整され、新しく出力オプションを追加
  • 牧野向けの加工条件データベースが更新され、追加の機械と制御器のバージョンをサポート
  • ワイヤの移動コマンドの一般タブに回転軸の制御を追加(回転軸と直線軸を同時または個別に動作させることが可能)
  • ファナックパラメーターの回転タブでは、ワイヤの移動コマンドを使用して位置決めした時に回転軸の設定が可能に
  • ワイヤの複写コマンドを追加(単一または複数のワイヤ加工工程を移動/コピー可能)

Workflowの機能拡張

<プリインストールされたワークフローのストラテジーの向上>

  • 中心穴あけ:可動モード工具のサポートされていないEssential Turningで中心穴あけをサポートする為、中心穴のドリルを【固定】モードで設定可能
  • ローワータレットのサポート:【穴あけの優先タレット】オプションを追加。必要に応じて工具をアッパー、ローワータレットから選択可能
  • センターカット工具:正確なセンターカット工具の選択が可能に
  • 径方向のミリング加工の向上:加工に先駆けて常に回転移動を適用/ポケット・オープンポケットと同サイズの工具が検出された場合の溝入れ加工による仕上げの適用/C軸、Y軸の確認をし、利用可能でない場合は常に、荒取りと仕上げで溝入れ加工を使用

オペレーションの向上

  • インデックス:2Dフィーチャーを加工できる全てのミリングのオペレーションは、選択されたフィーチャーの属する平面に安全なインデックス移動を適用
  • ミリング/旋盤オペレーション:「関連付け」のチェックボックスを追加(工具交換のパラメータは自動的にツールストアの入力値を読み込む) 

EDGECAM ワークフローソリッド (EWS)

  • スケッチの2Dオフセットツールを搭載
  • コマンドを終了せずに寸法線の編集が可能に
  • 2D寸法に【拘束関係マネージャ】を搭載し、関連性のある寸法を参照して、ダイアログ内で、等式を編集可能
  • スケッチツールにて、30度、45度、60度の角度でスナップ可能に
  • 円コマンドに、【直径/半径を設定】オプションを追加し、同一の複数の円をスケッチに追加可能

インターフェイスの機能向上

  • 走査線/ペンシル/正面フライス/平坦部仕上げ/同心円スキャロップ加工のダイアログに、画像とツールチップヘルプを追加
  • 従来のローカルにあるCHM形式のヘルプシステムが、ウェブベースのヘルプ(英語のみ)にバージョンにアップ

シミュレーターの機能拡張

  • シミュレーターのオプションに【ワイヤ加工で分離検査】を追加。切り落とし部分の分離が検査可能に

コードウィザードの機能拡張

  • 新しいコマンドラインが追加され、-h(-help)/-a(-merge)等のコマンドラインオプションが利用可能
  • 機械パラメータの工具搭載位置が、「タレット」タブから削除され、新しく【タレットの工具搭載】タブに移動(4→10以上の位置をサポート可能)
  • 旋盤機能のあるミリング加工機のポスト作成において、シーメンスのテンプレートが利用可能に(旋盤のMコードを独立して設定可能/旋盤設定用のその他のオプションは、「NCデータ出力形態」タブに統合)
  • 【位置のロックを解除】オプションを、機械ツリーのコンテキストメニューに追加。ユーザーがパラメトリックのグラフィックと回転軸、及びコンポーネントの初期位置間のリンクを解除可能

ツールストア アドミニストレータの機能拡張

  • ツールストアは、従来のSQL Server 2008 R2からSQL Server 2014を使用するように変更
  • 従来のバージョンでインストールされたツールストアは、32ビットとして保持され、新しいSQLでは、64ビットのSQL ServerインスタンスをLocalDBとしてインストール(より速く、またコンピューターのリソース使用の少ない、より安定したインストールが可能)
  • アクティブなデータベースの場所を示す為の色表示を導入(ローカル:背景白色/ローカルでない場合:背景茶色/リモート:背景青色)

その他の機能拡張

  • PCIは、文字列内の(. , [ ] = | * ; ")の特殊文字の扱いが可能に
  • HEXAGON製タッチプローブプログラムの作成アプリケーションである、NC Gage(ゲージ)にて作成されたプログラムの呼び出しが容易に

重要なお知らせ

  • SOLIDWORKS 2016のサポート
  • Code Generator CompilerのAdvanced Customisationライセンスへの統合
  • RS232通信製品の終了(Hexagonカスタマー・ポータルからフリーウェアとしてダウンロード可能)
  • Windows 8をサポートする最後のバージョン
  • ツールストア アドミニストレータからMDBの移行機能を削除
  • 必要に応じて3~4週間ごとにソフトウェア更新(SU)を発行
  • R1のソフトウェア更新(SU)は、R2のリリースまでの約半年間、R2のSUも次期バージョンのR2までとなる為、約1年間発行
  • Internet Explorer 9が必要

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