EdgecamとPart Modelerに必要なシステム構成

選定のガイドライン

概要

Edgecamは、比較的幅広いハードウェアに対応できますが、CAD/CAM用として販売されているハードウェアが必要です。

CAD/CAM用として販売されているものは、OpenGL(主にV2.0以上)に対応したグラフィックボードを搭載したハイエンドマシンで、特にグラフィックの描画能力が個人向けの仕様とは大きく異なります。

CPUやメモリなどの条件も生産性に大きく影響します。予算の中で高機能なものを選択されることをお勧めします。

Edgecamは最新の技術に対応できるよう、日々開発が進められております。性能を最大限に発揮し、生産性を向上させるため、定期的なコンピュータの買い替えをお勧めします。

  • Edgecam 2014 R1より、Microsoft Windows XPはサポートの対象外
  • Edgecam 2015 R1より、Microsoft Windows Vistaはサポートの対象外
  • Edgecam 2015 R2より、32bitOSはサポートの対象外。
  • Edgecam 2016 R1より、Windows10のサポートを開始。

 となっています。(詳細はこちら

また、Edgecamパートモデラーについても同様の条件となります。詳細は下記をご覧ください。


ご注意
なお、このページに掲載されている情報は、一般的なハードウェアの目安となる情報で、各社のハードウェアや、グラフィックドライバをはじめとしたソフトウェアを保証するものではありません。
万一、この情報を利用によって問題が発生した場合でも、弊社は責任を負うことができません。あしからずご了承ください。

CPU

CPUは特に、加工の演算速度に大きく影響するものです。できれば市場にある最速のものが良いですが、一般的に、最新より一つ前のものがコストパフォーマンスに優れているようです。

Edgecamは現在、Intel Pentium 4互換プロセッサ (例: Intel Core i3 / i5 / i7、XEON、またはAMD Athlonプロセッサ)に対応しております。 シングルコア、デュアルコア、クアッドコアのバージョンが適切です。

CPUは、32ビットおよび64ビットのいずれも問題なく動作します。(※2015 R2以降は、64ビットのみの対応)64ビットのCPUでは、工具パスの演算をはじめ、より高速な処理速度などの利点があります。

Edgecamは、工具パスの演算で複数のCPU(コア)をサポートしています。ミリング環境で複雑な演算を行なわれる場合では、最低でもデュアルコア、可能であればクアッドコアやシックスコアなどの複数のCPU(コア)を搭載するものを選択されることをお勧めします。(RAM(メモリ)の項目も合わせてお読みください。)

RAM(メモリ)

メモリは、最低 4GB以上のRAMが必要になります。メモリの大きさも、加工の演算速度に大きく影響します。演算する内容にもよりますが、十分に大きなメモリを確保する必要があります。

32ビット版のWindowsでは、ひとつのアプリケーションが利用できるメモリは最大2GBという制限がありますので、現バージョンでEdgecamのみを起動して利用する場合であれば、CPUひとつあたり4GBを大きく超えるメモリを搭載することは過剰であるといえます。(※32ビット版Windowsは、2015 R1迄。2015 R2以降は、64ビット版のみの対応)

64ビット版のWindowsでは、工具パスの演算プログラムが64ビットに対応しており、より多くのメモリの割り当てができるようになりましたので、大きなメモリを搭載することにより、より複雑な工具パスの演算が可能になります。また、ハードディスク上のページメモリを使用する必要が少なくなりますので、演算速度の向上も期待できます。

Edgecamは、工具パスの演算で複数のCPU(コア)をサポートしています。これを使用される場合は、CPU(コア)1つに付き、最低2GBのメモリを搭載されることをお勧めします。これはつまり、デュアルコア(2つ)の場合は最低4GB、クアッドコア(4つ)の場合は最低8GBが推奨となります。
64ビットOSの場合は、より大きなメモリを使用できますので、これより大きいメモリを搭載されることをお勧めします。(CPUの項目も合わせてお読みください。)

バックグラウンド処理とマルチスレッディングの詳細はこちら

グラフィックボード

CAD/CAMのグラフィック描画能力に直接影響するものです。OpenGLであってもゲーム用として出されているグラフィックボードは基本的に能力不足のため使用できません。 CAD/CAM向けのグラフィックボードを搭載してください。

グラフィックボードのメモリは、これから購入するのであれば、1GB以上はあった方がよいでしょう。ただし、2Dワイヤフレーム図形を主体で扱う場合は、512MBでも動作します。また、工作機械シミュレーションを行う場合は、1GB以上のメモリを搭載したものをお勧めします。

今までの傾向から、CAD/CAM向けとして設定された「NVIDIA Quadro」や「ATI」のハイエンドのグラフィックボードは全般的に良いようです。(但し、これらの動作を保証するものではありません。)

しかしながら、グラフィックボードの動作につきましては、ハードウェアやWindowsの環境、ドライバのバージョン等にも影響するため、弊社が特定のグラフィックボードを推奨することは行なっておりません。

万一、条件を満たしているグラフィックボードでも問題が生じる場合は、こちらの方法(NVIDIA Quadroの場合)をご参考にしてください。

※ハイエンドのグラフィックボードであってもドライバが最新の状態になっていない、或いは、そのバージョンのドライバとは相性が悪い場合がありますので、先ずは、ドライバを最新の状態に更新して頂き、それでも改善されない場合は、過去の別のバージョンのドライバをお試しください。 

マウス

Edgecamでは、マウスによるビューの回転、移動、フィットを始め、加工指示においてもマウスを使用して、キーボードによる入力を省力化しています。ホイール付きマウス (インテリマウス等) を強くお勧めします。

また必要により、「3D Connexion」のSpaceMouse/SpaceBallをサポートしておりますので、CADとの操作性を統一したい場合などにお使いください。

ハードディスク

ハードディスクはインストールする領域の他、作業しているEdgecamのファイルの保存、演算処理のキャッシュファイル(一時ファイル)の保存など、様々な用途に利用されます。 最低でも、10GBのディスク空き容量は必要になります。 なお、高速アクセスのハードディスクが用意できる場合、高速なものを使用されることをお勧めします。

モニタ

モニタはグラフィック画面を大きくとることができるよう、解像度 1280x1024以上のものを使用してください。HDまたはFull-HDをお勧めします。また、モニタのサイズは17インチ以上のものをお勧めします。
長時間の作業になることも考えられるため、品質の良いモニタを用意することは 、健康面にとっても重要です。

USBポート

Edgecamのセキュリティーキー用に必要です。マウス等でUSBポートを使用することも多いですが、セキュリティーキー用に空きのUSBポートがあることを確認してください。

なお、現在お持ちのセキュリティーキーがパラレルポート仕様のものであれば、パラレルポート付のハードウェアを用意するか、USBタイプのセキュリティーキーへの交換(メンテナンス契約期間中であれば無償)を行なってください。

 

オペレーティングシステム(OS)

Edgecamは現在、下記のオペレーティングシステムをサポートしています。
(Edgecam 2015 R2以降は、64ビットのOSのみに対応しています。)

  • Microsoft Windows 7 Professional
  • Microsoft Windows 7 Enterprise
  • Microsoft Windows 7 Ultimate
  • Microsoft Windows 8 / 8.1 Pro
  • Microsoft Windows 8 / 8.1 Enterprise
  • Microsoft Windows 10 Professional
  • Microsoft Windows 10 Enterprise

* ご注意:Windows 7 は、Service Pack1が適用されている必要があります。また、各OSのHomeバージョンやWindows 8 RT はサポートされておりません。

Edgecam 2014 R1より、Microsoft Windows XP、2015 R1より、Windows Vistaが、サポートの対象外となり、また、2015 R2からは、Windows 7 Professional / 8 Pro / 10 Professional以上であっても、32bitOSはサポートの対象外となりましたので、Windows 7 Professional / 8 Pro / 10 Professional以上の64bitOSのご使用をお勧め致します。

Edgecamのメインのプログラムは、32ビット版ですが、工具パスの演算プログラムは64ビットに対応しておりますので、大きなメモリを搭載した、64ビット版のオペレーティングシステム上で動作させることにより、より複雑な工具パスの演算が可能になります。また、ハードディスク上のページメモリを使用する必要が少なくなりますので、演算速度の向上も期待できます。また、Edgecam 2016 R2からは、メインプログラムが64ビットアプリケーションとなる予定で、より大きな容量のファイルを扱えるようになります。(但し、ハードウェアに必要なデバイスドライバや共に使用するアプリケーションなどが64ビット版のオペレーティングシステムに対応しているかを確認してください。)

すべてのオペレーティングシステムに関連して、Windows Updateより、カスタムアップデートを行うことにより、最新の状態に保つことをお勧めします。(Windowsのサービスパックのインストールにより問題が発生した場合は、マイクロソフト社に直接お問い合わせください。)

Windows 7 / 8 / 10では、環境によりユーザーアカウント制御(UAC)を無効化する必要が生じる場合があります。